現場の実質的リーダーとして、互いに助け合えるチームワークを構築
主に化学系プラントのEPC(新設工事)を担当。CXOでは、土木・建築、機械、配管、検査、電気・計装、化学などの専門性に特化したエンジニアたちや、主にプロジェクトマネジメントを行うプロジェクトエンジニアたちが密に連携しながら、設計から建設、その後のメンテナンスまで一貫して手掛けられる強みがあります。私の直近プロジェクトでは、現場の実質的なリーダーを務め、2人の後輩と共に工程管理と安全管理を行いました。かつての私がそうであったように、後輩たちは現場に慣れておらず何もわからないのが当たり前。後輩の目が届かない範囲をカバーするためにも、工程全体を常に俯瞰して見ることを意識しました。毎日、現場を歩き回って協力会社の作業員とも積極的にコミュニケーションを取り、困った時に互いに助け合えるチームワークを構築できたことは、今後のキャリアに繋がる収穫でした。
知識が身につくにつれて、言葉や態度にも自信が現れるようになった
今よりさらに経験が浅かった頃は圧倒的に知識が足りず、作業員への指示も曖昧で、まったく聞き入れてもらえないこともありました。悔しさを感じた私は、業務終了後や事務作業の合間に専門用語を徹底的に調べ、工事に関する法規も猛勉強。知識が身につくにつれて発言や態度にも自信が現われるようになり、今では多くの作業員と対等の関係を築けています。差し当たっての目標は、現場のトップである所長になること。そして、ゆくゆくはプロジェクトマネージャーとして、見積もりの取りまとめや経営層への予算申請など、プロジェクトの全てをコントロールしたいと考えています。加えて、若手の育成環境もより充実させていきたいですね。