健康経営
Health and Productivity Management
当社は、2024年3月に経済産業省と日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人 2024(大規模法人部門)」に認定されました。
当社にとって従業員は会社の財産であり、従業員の健康はその基盤です。役職員とその家族のこころとからだの健康づくりを積極的に推し進めることで、従業員皆が快適に過ごせる職場を作り、組織の活性化や職場の生産性の向上により、最終的に企業価値を向上させ、豊かな社会づくりに貢献していきたいと考えています。
千代田化工建設グループ健康経営宣言
千代田化工建設グループは、従業員が心身ともに健康を保持して能力を最大限に発揮することが、当社グループの経営理念達成や競争力の向上に不可欠であると考え、人財たる従業員を支えるため健康経営に取り組みます。
従業員が健康で仕事や生活に充実した日々を送れるよう、会社・労働組合・健康保険組合・本人とその家族が一体となって、健康づくりを推進していきます。
そして、従業員の健康を職場の活力に繋げることで、事業を通じて社会に貢献してまいります。
CXO健康経営宣言
千代田エクスワンエンジニアリングは、目指す企業文化の一つである「Help Each Other, Respect Each Other(HEO/REO)」に基づき、従業員とその家族のこころと身体の健康づくりを積極的に推し進めることによって従業員のエンゲージメントを向上させ、従業員が最大のパフォーマンスを発揮できる安心・安全な職場をつくることを宣言いたします。
2023年7月1日
代表取締役社⻑ 伊藤 卓
CXO健康経営促進体制
CXO健康経営戦略マップ
従業員の健康課題・健康促進に関する取り組み
当社では、上記のCXO健康経営戦略に基づき、様々な施策を実施しております。
病気の早期発見・早期治療
- がん検診・脳ドック・PET健診等の健康診断の充実と健診受診率100%に向けた取り組み
- 二次検査受診率向上の取り組み
- 健保との連携による特定保健指導と早期メタボ対策保健指導受診率向上の取り組み
生活習慣病予防、健康増進
- 年2回のウォーキングイベントやヨガイベント等、運動習慣定着に向けた取り組み
- 卒煙対策の取り組み
- 食堂での健康食提供やOFFICE DE YASAIを活用した食生活改善に向けた取り組み
- 睡眠改善セミナーの取り組み
- eラーニングを活用した、ヘルスリテラシー向上の取り組み
- 社内部活動への活動費の補助
- ウェルネス活動賞の表彰制度の導入
メンタルヘルス対策
- 新入社員のレジリエンス研修の実施
- セルフケア研修やラインケア研修の実施
- ストレスチェックの受検率向上の取り組み
- 高ストレス判定者への面談オプション設定(産業医または外部カウンセラー)
- 全従業員に対し、保健師面談の実施
- 社内相談窓口、社外相談窓口の設定
長時間労働対策
- 長時間労働是正のためのモニタリングシステムの導入
- 長時間労働者に対し、疲労蓄積度チェックの実施
- 長時間労働者への産業医面談の実施
職場の環境改善
- 女性の健康課題の理解促進に向けた、eラーニングやセミナーの実施
- ハラスメントゼロ運動の実施
健康に係わる実績と目標値
2023年実績 | 2024年目標 | 測定方法 | |
---|---|---|---|
定期健康診断受診率 | 97.7% | 100.0% | |
二次検査受診率 | 35.7% | 50.0% | 定期健康診断で再検査・要精密検査の判定となり、 医療機関を受診し、その結果を報告した者 |
特定保健指導受診率 | 27.1% ※2022年 |
35.0% | |
血圧ハイリスク者率 | 0.7 | 0.5 | 収縮期血圧180㎜Hg以上、拡張期血圧110㎜Hg以上 |
糖尿病管理不良者率 | 1.0 | 0.8 | HbA1c8.0 以上 |
喫煙率 | 30.0% | 29.0% | 習慣的にタバコを吸っている者の割合 |
適正体重維持者率 | 47.7% | 49.0% | BMI18.5以上25未満 |
運動習慣者比率 | 23.5% | 25.0% | 1日30分以上の汗をかく運動を週2回以上、1年以上継続と回答した者の割合 |
健全な食生活者率 | 50.0% | 52.0% | 朝食を週3回以上摂取しているかつ就寝前2時間以内に夕食を週3日以上食べていない者の割合 |
飲酒習慣者率 | 26.0% | 24.0% | 「飲酒頻度が毎日」と回答した割合 |
睡眠により十分に休息が取れている者の割合 | 59.1% | 65.0% | 睡眠で休養が十分とれていると回答した者の割合 |
セルフケア実践者 | 6.8% | 10.0% | 「喫煙」「運動」「睡眠」「飲酒」「朝食」の全ての項目で生活習慣に問題ない者 |
ストレスチェック受検率 | 98.5% | 100.0% | |
高ストレス者率 | 12.1% | 11.0% | ストレスチェック結果での高ストレス該当者 |
メンタルヘルス不調による休業者率 | 0.81% | 0.65% | 連続1カ月以上の私傷病による休業者数÷年度末社員数 |
メンタルヘルス以外の疾病による休業者率 | 0.65% | 0.49% | 連続1カ月以上の私傷病による休業者数÷年度末社員数 |
傷病による欠勤 (アブセンティーズム) |
調査開始 | 連続7日間以上の私傷病休暇日数合計÷年度末社員数 | |
健康上の問題による業務パフォーマンス (プレゼンティーズム) |
調査開始 | 尺度は、東大一項目版(SPQ)使用 |
その他健康経営に関連する指標
項目 | 2023年度 |
---|---|
平均勤続年数 | 14.7年 |
平均年齢 | 41.7歳 |
有休休暇取得率 | 75.5% |
離職者数(定年退職者を除く) | 32名 |
健康に関する教育、職場の環境改善施策の実施状況
施策名 | 対象 | 実施回数 | 2023年度参加者数 (参加率) |
---|---|---|---|
レジリエンス研修 | 新入社員 | 年1回 | 13名 (100.0%) |
セルフケアセミナー | 全役職員 | 年1回 | 388名 (54.6%) |
ラインケアセミナー | ライン管理職 | 年1回 | 69名 (50.7%) |
ハラスメント研修 | 幹部職 | 年1回 | 238名 (91.2%) |
組織風土調査 | 全役職員 | 年1回 | 611名 (86.0%) |
2024年度重点施策
卒煙対策
従業員の望まない受動喫煙を防止することを基本方針とし、環境整備、教育啓発、卒煙支援を軸に5か年計画を掲げ、施策に取り組んでいます。定期的に卒煙セミナーを開催し、卒煙への動機づけを行うとともに、卒煙希望者には、アプリを使用した卒煙プログラム・禁煙外来の費用を会社が全額負担するなど、健康保険組合とともにさまざまな支援を行っております。
卒煙セミナーの様子
ウェルネス活動賞
健康経営施策に対し、真摯に取り組み、他の役職員の模範となる結果を残した従業員に対し、表彰する制度です。「楽しく健康に」をテーマに、定期健康診断の結果や各種健康イベント、健康経営施策への参加に対し、健康ポイントを付与し、上位者に対し、社長が表彰していく取り組みとなっております。健康経営の重点施策が従業員に浸透するような、ポイント付与の仕組みとしております。
2024年健康ポイント一例
食生活改善支援
当社では、生活習慣病予防を目的に食生活改善として、福利厚生で食事費用補助を行っております。社員食堂においては通常メニューに加え、管理栄養士考案の「健康メニュー」を定期的に提供しております。利用者が効果を理解し、体調と意識の変化を実感することで、ヘルスリテラシーの向上にも繋がるように社内掲示板には健康メニューの効能を記載しております。又、社食利用者以外にも野菜不足解消や身体によいものを摂って貰えるよう、置き型食堂(OFFICE DE YASAI)を導入しております。
健康メニューの一例
食堂の様子
OFFICE DE YASAI
ハラスメントゼロ運動
当社では、従業員が心身ともに健康で安心して働くことができる職場を目指し、その施策の一環としてハラスメントゼロ活動を推進しております。従業員が安心して相談できる窓口(社内外)の設置や、定期的なアンケート調査等の他、各階層・年代に沿った独自のカリキュラムでワークショップ型の研修を実施しております。
ハラスメント研修(幹部職)の様子
ハラスメント研修(非幹部職)の様子
その他
血管年齢測定
ヘルスリテラシー向上施策の一環として、東京海上日動あんしん生命様のご協力のもと、血管年齢測定を実施し、日々の食生活や身体活動を見つめる機会を提供しています。