STRENGTHS
CXOの強みと展望
3社の力をひとつに。新生CXOの強みと見据える未来
千代田化工建設グループの千代田工商、千代田システムテクノロジーズ、千代田テクノエースが合併して誕生したCXO。合併の背景には、異なる事業分野や技術においてそれぞれにノウハウを培ってきた3社が集結することで、フルラインの技術を持った総合エンジニアリング会社としての地位を確立し、プラントの設計・調達・建設からメンテナンスまで、ライフサイクル全体にわたるワンストップサービスを提供できる会社へと生まれ変わるという狙いがある。改革の立役者ともいえるリーダー3人に、新生CXOの強みと見据える未来について語ってもらった。
MEMBER
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竹内 寛
コーポレートマネジメント本部
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永橋 信隆
コーポレート・PMI統括
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水嶋 慎一郎
経営企画部長
強み① 業界でも稀有な3社が集結し、高い技術力で幅広い分野を手掛ける唯一無二の存在へと進化
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もともと3社に共通していたのが、EPCができる会社であること。プラントや工場の設計から建設、メンテナンスまで一貫して手掛けられるエンジニアリング会社として、お客様にとって利便性の高い存在だったと思うんです。
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事業分野や技術がフルラインで揃えば、その利便性はさらに高くなりますよね。お客様としても「こっちのプラントは千代田工商に、こっちの工場は千代田テクノエースに」みたいな振り分けが不要になりますから。
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石油化学プラントの高温高圧プロセスを手掛けられる会社は多くありませんし、計装電気の分野で知識と経験のあるエンジニアが多数在籍している会社もそうそうありません。医薬品工場や研究所のクリーンルームを手掛けられる会社も然りです。
強み② EPCからメンテナンスまで。ライフサイクル全体にわたるワンストップサービスを提供
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EPCを一貫して行える強みと共に、メンテナンスができる強みもありますよね。国内のプラントでは今、老朽化の問題だけでなく、高齢化した経験豊富なベテランオペレーターが引退し、蓄積されたノウハウが失われつつあることにも悩んでいます。メンテナンスをしようにもどうすればいいかわからない、というお客様はさらに増えていくでしょう。
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そんなお客様に対して私たちがサポートできることは多くありますね。設計から建設といった立ち上げフェーズに続き、プラントを長持ちさせるための最適なメンテナンスを行う。まさに、プラントのライフサイクル全体にわたるワンストップサービスです。
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お客様としても、建設を手掛けた会社が引き続きメンテナンスも行う体制は安心感があると思います。大事にしたいのは、現場に常駐しているからこそ修理すべき箇所を予測できる「アナログな肌感覚」。同時に、親会社の千代田化工建設が保有するAIによるプラントの予知保全テクノロジーを活用すれば、より効率的で効果的なメンテナンスが提供できると見ています。
強み③ 安定性を土台に攻めの姿勢で挑戦！世の中のニーズと共に変化する新時代のエンジニアリング会社
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とてもシンプルな理屈ですが、「数」はやはり力。合併によって750人規模の会社となり、そのうちの約600人がエンジニアです。大きな船は小さい船より荒波に強いですから。ビジネスの領域が広がって市場や経済の波に対する耐性が強化され、より安定的な収益が期待できる体制になったと感じています。
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3つの事業領域をまたがったジョブローテーションも活発にしたいですね。キャリアの選択肢を増やせるメリットもありますし、そもそもプラントエンジニアリングの世界で活躍するには、自分の専門領域に加え、その周辺の領域の知識にまで手を伸ばして学んでいくことが必須ですから。
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歌が得意、踊りが得意なだけじゃなく、「歌って踊れる」エンジニアを育てたいですね（笑）。変化の激しい時代ではありますが、幅広い知識とそれを応用する力を持ったエンジニアが数多く集結すれば、世の中のニーズに応えながら成長し続けられるはず。
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安定性に関して言うと、千代田化工建設グループであることは大きいですね。盤石の体制に甘んじず、これからは攻めの姿勢で！多くのお客様がカーボンニュートラルに向けた動きを活発化させている今、私たちも積極的に変わっていかなくてはなりません。持続可能な航空燃料（SAF）や水素関連プラントなど、次世代エネルギープラントの実績もどんどん増やし、CXOとして、この先何十年も続く新たな歴史を紡いでいきましょう！
