医薬品工場ならではの厳しい基準に対応。安全で高品質な製品を患者様に届けるために
がんの治療薬製造工場を建設する長期プロジェクトに参加しています。最初のヒアリングを実施したのは2年以上前。要望に沿うブロックプラン(各部屋の大まかな配置計画)の作成からスタートし、お客様との打合せを重ねていく中でより具体的な設計を進めていきました。工場には大型の機械が設置されるので、積載荷重に関する構造検討も重要です。医薬品工場の建設においては、そこで製造される医薬品の品質と安全性を確保するためのGMPという国際基準があり、衛生管理上の理由で壁・床・天井のわずかな隙間も許されません。着工後は現場に常駐して施工管理を行うのですが、図面通りに建物が作られているかチェックすることと同様に、隅から隅まで目を光らせて隙間がないように施工されているか確認することも私たちの重要な役目です。
各部門のプロフェッショナルと連携し、いかなるプロジェクトも遂行。
多角的な視点を持つプロジェクトマネージャーを目指す
長かったプロジェクトもゴールが近く、無事に工事は終わって、現在は引き渡し前の検査を進めています。医薬品工場として稼働するための全機能が過不足なく収まった建物を作り上げるには、機械や電気、計装、生産設備、配管といった各部門のエンジニアとの密な連携が不可欠です。プロフェッショナルなメンバーと共に難題に立ち向かい、その過程で得た知見を次の設計に活かせるこの体制に大きなやりがいを感じています。将来的な目標はプロジェクトマネージャーになることです。スケジュール管理だけでなくコスト管理や社内の他部署やお客様との調整、それらすべてを最前線で取りまとめるプロジェクトの要。専門分野以外の知識も積極的に吸収し、コストに加えて施工のしやすさなど、多角的な視点を持った提案ができるエンジニアを目指したいと考えています。